Mr.FULLSWING表紙
 

レビュー作品:『Mr.FULLSWING』

2001年から2006年まで『週刊少年ジャンプ』に連載された野球ギャグ漫画「Mr.FULLSWING(通称:ミスフル)」。彼女居ない歴15年の猿野天国が県立十二支高校に入学早々、野球部のマネージャー鳥居凪に一目ぼれし、野球経験がないのに野球部に入部し、かつての強豪校の復活を目指す。詳細レビューをご確認ください。
 

レビューしてくれた方

ペンネーム:ガシガシ
 

レビュー作品詳細

・作者:鈴木信也
・出版社:集英社/週刊少年ジャンプ
・発売巻数:1−24巻 (完結済)
 

マンガのストーリー展開のサマリー&感想

物語の舞台は埼玉県の県立十二支高校野球部。
県立十二支高校は怪物【村中選手】を筆頭に数多くの有名選手を輩出する強豪校だった。【村中】は在学中に二つの伝説を打ち立てる。
一つはバッターボックスから160メートル法離れた校舎の時計に打球をぶち当てたこと。二つ目は甲子園3連覇。
 
しかし、【村中】の引退後、十二支高校野球部は低迷し、甲子園はおろか地区大会の下位を彷徨うことになり高校野球界から忘れ去られていった。
その20年後、ある男の入部により野球部は生まれ変わる。それが【猿野天国】でした。
 
彼はひょんなことから野球部マネージャー【鳥居凪】に一目惚れし、野球部に入ることを決意。
しかも野球未経験なのに自分は有名選手だったと大見得をきってしまい、【凪】にバッティングを披露することに。
後に引けない【天国】は持ち前の馬鹿力を発揮して、なんと20年前中村選手が打ち立てた伝説を塗り替え、時計どころか校舎越えの打球を放つ。
こうして【天国】は野球部に入部し、20年前から成し遂げられていない全国制覇に向かって突き進んで行く。

Mr.FULLSWING1
 
この漫画はただの高校野球漫画ではなく、野球ギャグ漫画と言った方がいいかもしれない。
かなりギャグセンスが高く、でもプレイシーンはカッコよく読者を最後まで掴んで離さない。
特に最後のセブンブリッジ高校戦は見所満載。手に汗握る展開となっている。個人的には【天国】の友人【沢松】が非常に良いキャラだなと思います。天国が壁にぶつかったらそっと支え、時には【天国】と一緒にはちゃめちゃな行動に出る。【天国】と【沢松】が一緒にイタズラをするシーンがすごく好き。
 
笑いあり、涙あり、青春ありの野球ギャグ漫画、ぜひ一度手にとっていただきたい。

 

このマンガのおすすめポイント

・選手の個性が強い。
 味方、敵に関わらずキャラクターの個性が強い。さらにそれぞれ必殺技を持っておりそれがすごくカッコいい。
・巻末の対談コーナー。
 これは文字のみのページなのだがキャラクター同士が対談するコーナーがある。敵キャラの意外な一面が垣間見えたりするので個人的にはオススメ。
 

このマンガの気になる点

本格的な野球漫画を読みたい人には向かないかもしれない。