息をとめて、うごかないで表紙

レビュー作品:『息をとめて、うごかないで【』

荒井よしみがBE・BOY GOLD(リブレ)に連載していたBL漫画「息をとめて、うごかないで」。顔が恐いせいで誤解されがちな高1の美術部員 與は、他の人とは違う空気をまとった美しい先輩・小木曾 要に絵のモデルを務めてもらうことに成功する。二人だけの放課後の日々もつかの間、幸福な時間に亀裂が入る。あらすじ&作品レビューをご確認ください。

レビューしてくれた方

ペンネーム:さくらたまご さん

レビュー作品詳細

・作者:荒井よしみ
・出版社: 株式会社リブレ/ビーボーイコミックスデラックス
・発売巻数:1巻(未完結/連載中)

マンガのストーリー展開のあらすじ&感想

高校一年生の【與創一郎】は、一年生にして美術部の部長を務めていました。
なぜ一年で部長を務めているかというと、【與】が美術部に入学すると同時に元々いた部員がみんな美術部を辞めてしまったからです。
與は厳つくて、迫力のある表情をしていたために不良だと勘違いされていました。【與】は美術部員を勧誘しますが、なかなか美術部に入ってくれる人はいません。

息をとめて、うごかないで

ある日、美術室に一人の美少年が座っていました。彼の名は【小木曽要】といい、学年は三年生です。【與】は【小木曽を】美術部に勧誘しますが、絵は描けないという理由で断られてしまいます。それを受けた【與】は、【小木曽】に絵のモデルになるようにと必死に頼み込むと、【小木曽】は快く引き受けてくれました。【與】は、自分の厳つい顔に怖がらない【小木曽】のことを気になり始めます。一方、【小木曽】には自分の体を金で売っているという噂がありました。

この本は、BLコミックスの中でも特にピュアなお話だと思いました!【與】と【小木曽】が仲が良くなっていく過程や一度亀裂が走る場面、そこからの盛り返しが非常に丁寧に描かれています。

濡場のシーンは他のBLの本に比べると少なめかもしれませんが、とても綺麗な雰囲気で描写されていて、思わずこっちがドキドキしてくる感じです。日常的な会話の場面も甘い空気が漂ってきて、素敵でした。
顔は厳ついけれど、真面目でまっすぐな性格の【與】が格好良かったです。【小木曽】の秘められた事情を知った時や、【小木曽】の同級生の不良と対峙した時も悪戯に怒り散らすことなく、凛としていたのが素敵だと思いました。人間として好感が持てるタイプです。【小木曽】は一見優しそうな少年に見えますが、話が進むごとにミステリアスな一面だったり、普通の少年っぽい一面だったりが見えてきたのがすごく良かったと思いました。

 

このマンガのおすすめポイント

・すごくピュアな恋愛模様が楽しめることです。
【小木曽】が美術部に入部した事をきっかけとして、二人の距離感は徐々に近づいてきます。その時の描写が非常に丁寧に描かれているため、BL漫画でストーリーを重視している方には特にオススメです。二人が恋仲になった後の話もしっかりと描かれています。

・全編通して美しい絵柄で描かれているので、絵から話に引き込まれる。
部活で絵を描いている時や甘いラブシーンなど、すごくロマンチックに描かれています。キャラクターの表情も丁寧に描かれていて、微妙なニュアンスを表現するのが上手な作家だと思いました!漫画だけど、映画のラブシーンとか綺麗な絵画などを見ている気分になれます。

 

このマンガの気になる点

無し

 

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