ドリィキルキル

レビュー作品:『ドリィキルキル』

2014年からマンガボックスで連載が開始され、惜しまれながら11巻で完結となった「ドリィキルキル」。突如ハチのような昆虫や「人形(ドリィ)」たちから襲撃を受け、平穏な日常は地獄と化した。諦めることを知らない主人公・斑鳩射馬の人形(ドリィ)たちとのサバイバル・バトル開演!詳細レビューをご確認ください。

レビューしてくれた方

ペンネーム:ガシガシさん

レビュー作品詳細

・作者:ノ村優介
・出版社:講談社/マンガボックス
・発売巻数:1-11巻(完結済)

 

マンガのストーリー展開のサマリー&感想

平凡な日常はある日突然消え去る。主人公【斑鳩射馬】は野球に燃える高校一年生。
 
諦めることを知らない性格で周りの友人達にも勇気や希望を与える元気ハツラツな少年だ。ある日【射馬】は、いつも通りに学校に行き授業を受けていると突如ハチのような生物が襲撃してきた。この生物に刺されると刺された部分が溶けてしまう。急いで外に逃げた先には見たこともない兵器を持つ人形(ドリィ)たちが待ち受けていた。
ドリィキルキル2
 
人形達はその可愛い見た目とは裏腹に、持っている兵器で無差別に人間を襲い始めた。人がどんどん人形の餌食になる中、【射馬】は片思いの相手、【熊野蓮】を励ましながら逃げ惑うが、【蓮】も遂に人形の餌食になってしまう。
 
諦めることを知らなかった【射馬】が、絶望を覚え自暴自棄になりながら一人でその後を生きて行くが、【対人形戦闘組織TRY&ERROR】のメンバーに出会い、人形を討伐し世界を救うために立ち上がる。
 
人形達は果たして何者なのか、目的は何なのか、最後まで目が離せない。
 
読んでいくと最初は人形がただ無差別に人間を襲う圧倒的悪役にしか見えないが、人形の中にも反逆するものも現れ、また人形側につく人間もおり、必ずしも人間vs人形という構図になるわけではない。それがまた面白い。一見するとただのパニックホラー漫画であるがそんな単純にはカテゴライズできない。ヒューマンドラマ、バトル、ミステリーなど様々な要素が盛り込まれているので、最後まで飽きずに読めてしまう。ぜひおススメしたい。
 

このマンガのおすすめポイント

幻気功(ファンタズマ)
人間側は人形に対抗する術としてファンタズマを使うのだが、術に個性がありこれがカッコいい。バトル好きは必見。
ドリィの正体
急に現れ、無差別攻撃を繰り返す人形達は何者でどこからきたのかが徐々に明かされていく。その過程が面白く、想像力を掻き立てられる。
 

このマンガの気になる点

一部グロテスクなシーンがあるので苦手な方にはおススメできない。