サツリクルート表紙 

レビュー作品:『サツリクルート』

2015年10月から2017年4月まで「裏サンデー」で連載された、原作=MITA、作画=吉宗によるサスペンス漫画『サツリクルート』。一部の巨大財閥に支配された日本は、就職活動が厳しさを増していた。そんな中、没落した財閥の御曹司【蓼丸カズヤ】は就職活動に落ちたら即死亡というデスゲームに巻き込まれていく……詳細レビューをご確認ください。

レビューしてくれた方

ペンネーム:ルル さん

レビュー作品詳細

・原作者:MITA 作画:吉宗
・出版社: 小学館/裏サンデー
・発売巻数:1−7巻 (完結済)

マンガのストーリー展開のサマリー&感想

日本は後にスコーチドと称される大恐慌によって、国力を失っています。
政府は力を失いましたが、そんな状況の中でも力を蓄え続けた一部の企業も存在しました。
それらの企業は、四大財閥と称されるほど大きな力を手に入れ、政府の代わりに日本を支配するようになりました。その結果、命がけの就活が始まったのです。

主人公の【蓼丸カズヤ】は四大財閥に属する蓼丸財閥の御曹司で、その権力を思うがままに振りかざしていました。ところが蓼丸財閥は反乱の憂き目に遭い、失脚してしまいます。

四大財閥から陥落した蓼丸財閥、かつてもてはやされていた【カズヤ】の周りからは人が消え、一から就活を始めることになります。その矢先、【カズヤ】の前に【アガリ】と名乗る女性が現れました。彼女の正体は悪魔で、【カズヤ】に特殊な力を授けます。契約によって力を得た【カズヤ】は、就活の失敗イコール死亡というデスゲームに挑みます
サツリクルート1

就活と異能力、それとデスゲームを組み合わせた新感覚の能力バトル漫画です。主人公の【カズヤ】は自信満々で倣岸不遜なところもありますが、財閥の元後継者だけあって、頭の回転は図抜けています。誰かの発言を一つだけ消す「消去(デリート)」という力を使って、他の能力者たちと激しい頭脳戦を繰り広げます。いかに相手を騙し上回るか、その策略が最大の見所になっており、能力も個性的なものがたくさん出てきます。

就活の内容自体も凝ったものになっており、デスゲームものとしてもハイクオリティな漫画です。

このマンガのおすすめポイント

ポイントはなんといっても異能力を使った頭脳戦です。相手の能力も分からない状態で、些細な違和感から具体的な能力を推測する過程も面白いです。主人公は他の悪魔から敵対されているため、誰が能力者か分からないのは【カズヤ】だけというのも面白い点です。
また能力には制限があり、発動条件もそれぞれ異なります。完璧ではない欠点がある力であるため、相手の発動条件を見破るといった頭脳戦も展開されます。思いもよらない策も出てくるため、非常に見ごたえのある能力バトル漫画です。

このマンガの気になる点

無し

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