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YOMUYOMU古事記 上つ巻

古事記が最古の歴史書であることは、学校で学んだこととして認識している人は多くいるだろう。古事記上つ巻の登場人物は、イザナギとイザナミ、アマテラスオオミカミ、スサノオ、オオクニヌシ等の有名な神々。これは内容も知っていて当然、と思うのだが、実際多くの人が古事記の内容については知らないのではないだろうか。
あなたは古事記上つ巻を読んだことはあるだろうか?
古事記には興味があるけれど、なんだかちょっとハードルが高そう。現代語訳されたものを読むだけでは味気ない。そもそも文章だけでは読んでもよくわからない。そんなわがままに応えてくれた企画が、今回取材をさせていただいた「YOMUYOMU古事記上つ巻」だ。
今回は、池袋コミュニティ・カレッジで3月16日に行われた回を取材させていただいた。

■原文の朗読×漫画×解説
 

 


イベントの始まりは復習から。俳優の常川博行先生が現代語訳で前回までの大きな流れ拾う形で朗読してくれる。なんでも途中参加の方も多く、毎回このような復習をしているそうだ。これはありがたい。常川先生の美声を耳で聴き、つだゆみ先生のマンガを目で見ることで古事記の流れが入ってくる。途中で入ってくる村上ナッツ先生の解説も嬉しい。実は、歴史が苦手な筆者なのだが、おかげで古事記の世界観に入ることができた。

復習が終わった後は今回のメインである海サチビコと山サチビコの物語へ。
まずは、常川先生による原文の朗読。やっぱり日本語って美しい。
 

 


その後、マンガと共に解説。
このマンガ、村上ナッツ先生が現代語訳を担当し、つだゆみ先生が作画を担当した「マンガ 遊訳 日本を読もう わかる古事記」に使われたもの。
 

 


本を書かれた村上先生、つだ先生の解説に加え、神々と縁の深い島根県石見出身の常川先生の解説が小気味よい。ところどころに挟まれる豆知識はどこかで誰かに喋りたくなる内容ばかりだ。
 

 


ちなみに、イベントが終わった後は講師の先生方と参加者の方々はティータイムを設けたらしい。講師と参加者の距離が近いイベントなので、聞きたいことがあれば聞くチャンスはいくらでもありそうだ。

■古事記のすすめ
左から村上ナッツ先生、常川博行先生、つだゆみ先生

左から村上ナッツ先生、常川博行先生、つだゆみ先生


今回で「YOMUYOMU古事記上つ巻」全6回は終了だが、次回からは「YOMUYOMU古事記中つ巻」全6回が新たに始まるとのこと。物語は初代天皇である神武天皇から始まる天皇の時代へ。国はいまだ若く、内乱、大乱、遠征、疫病等あらゆる混乱を乗り越え、日本の統一を目指す黎明期の日本建国の物語を朗読とトークでナビゲートする。

ちなみに、上つ巻に間に合わなくて残念に思っている読者もいると思うが、なんと「YOMUYOMU古事記中つ巻」初回である平成26年4月6日(日)14:00~の回は、古事記上つ巻の総集編を行うらしい!
しかも、なんとゲストに島根県松江市出身で俳優の佐野史郎さんをお迎えするとのこと!これは盛り上がることは間違いなし。
古事記に興味を持たれた方は是非参加してみてはいかがだろうか。


【マンガ 遊訳 日本を読もう わかる古事記】
http://www.amazon.co.jp/dp/4901908693
【YOMUYOMU古事記中つ巻のお申し込み】
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_644010.html
【曜日・時間】
第1日曜日 14:00~15:30 (5月11日のみ第2日曜日)
【講師名】
語り部 常川博行
ナビゲーター 村上ナッツ・つだゆみ
【問い合わせ先】
池袋コミュニティ・カレッジ(西武池袋本店 別館8、9階)
電話 03-5949-5481
【スケジュール】
2014/04/06(日) 古事記上つ巻総集編
2014/05/11(日) 神武天皇の東征とお妃探し
2014/06/01(日) 崇神天皇の疫病退散と三輪伝説
2014/07/06(日) サホビコの反乱と口きかぬ皇子
2014/08/03(日) 景行天皇とヤマトタケルの物語
2014/09/07(日) 仲哀天皇と、神功皇后の遠征

■講師プロフィール
●村上ナッツ
朗読アレンジャー、脚本家。愛媛県出身、早稲田大学文学部演劇科卒。ミュージカル『ボヘミアンラプソディー』等。
●つだゆみ
漫画家。愛媛県出身。広島大学文学部卒。『黒田官兵衛のことがマンガで3時間でわかる本』等。
●常川博行
俳優。島根県石見出身。『ライチ光クラブ』『少女椿』等。幻想文学、世界文学全集の朗読ナビゲーター。


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