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1年のオタクシーンを振り返る

2014年1月11日(土)、東京・新宿の新宿ロフトプラスワンにて2013年に話題になったアニメ、ゲーム、フィギュア、マンガ、特撮など多岐にわたるジャンルの“オタクネタ”を総括するイベント「日本オタク大賞2013」が開催された。

2001年からスタートし13回目を迎えた今回は、新たな司会として宮昌太朗氏、パネラーとして志田英邦氏、東海村原八氏、前田久氏、奈良崎コロスケ氏、藤田直哉氏、ガイガン山崎氏が登壇した。
こんなに人であふれた新宿ロフトプラスワンを初めてみた

こんなに人であふれた新宿ロフトプラスワンを初めてみた

主催の野田真外氏による冒頭挨拶

主催の野田真外氏による冒頭挨拶

左から、司会の宮氏、東海村氏、志田氏、藤田氏、前田氏、奈良崎氏、ガイガン山崎氏

左から、司会の宮氏、東海村氏、志田氏、藤田氏、前田氏、奈良崎氏、ガイガン山崎氏


開始15分前に会場入りすると、すでに客席は満員状態に。座れる場所も残り数席でイベントへの期待の高さがうかがえた。

各氏の自己紹介の後、最初のプログラムは2013年のニュース振り返り。「あれ、そういえばこれがあったの今年(2013年)だったっけ!?」と言いたくなるトピックが満載だ。
例えば2013年1月は声優の山寺宏一・田中理恵が挙式、AKB48の峯岸みなみ坊主頭で謝罪報道(ほか多数)、2月は少女マンガ雑誌「なかよし」3月号付録「スーパー最強まんが家セット」が話題に。教育番組「つくってあそぼ」の放送終了、ももクロが「徹子の部屋」出演など、2013年の頭を振り返るだけでもお腹が膨れてくる。
昨年8月に発売された「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」については、「ゲームを立ち上げるとまずテロップで物語の説明が入る。もっとズギャーンとか来るのかと思った」「それ、『スターウォーズ』のゲームならよかったんだけどね!」など、振り返りはパネラー各氏のほんわか毒舌トークで進行していった。
画面に表示されているのは2013年1月のトピック。1カ月だけでもこんなに多くのニュースが

画面に表示されているのは2013年1月のトピック。1カ月だけでもこんなに多くのニュースが


2013年の振り返りの後は、各氏が選ぶ「2013年のトピックス」の紹介へ。それぞれ6つのトピックを紹介していくコーナーだが、各氏が普段活躍している分野のカラーが出ているのも特徴だ。

ゲームライターとして活動している志田氏は、ゲーム業界全体総括の後「ゲーム業界最終戦争 GREE vs任天堂ついに決着!!」「全国民が提督に 艦これブーム」などゲーム業界のトピックを解説。また、フィギュア原型師でもある東海村氏からは「プラモ新興国最前線 ウクライナ?」「海洋堂、宮脇教授!? 大阪芸大にフィキュアコース……」などのトピックも挙がった。
1人目のプレゼンの段階で30分以上オーバー。語りたいことが多すぎて止まらなくなっている

1人目のプレゼンの段階で30分以上オーバー。語りたいことが多すぎて止まらなくなっている


『このマンガがすごい!』にも携わっているフリーライターの奈良崎コロスケ氏からはマンガに関するトピックも。「ヤンマガ激震! 風間やんわり急逝とイニシャルD最終回の衝撃」では風間やんわりの死についての考察・イニシャルDのDとは何だったのか? に言及。また、「唐突に訪れた『あぶさん』の幕引き」「怒濤の変態ラインナップ 漫画アクションが充実期」「漫画サンデー休刊……からの?」など2013年のマンガ業界の動向を紹介してくれた。

同じくマンガトピックについて、司会の宮氏からは「KADOKAWA爆誕」「黒子のバスケ犯人逮捕」「小学館ビルの落書き」「アル中病棟」のほか、史上初の日本オタク大賞持ち込み自薦作品『ニートメタル』を紹介。
スウェーデン発の同作はダニエル・アールグレンが描いた“海外のおまえら”マンガで、アイアン・メイデンを愛する34歳のニートが主人公だ。2013年のガイマン賞3位を受賞している。

イベント中、特にトークが光ったのはガイガン山崎氏のプレゼンテーションだ。「パシフィック・リム」の公開を楽しみにするあまり、3年前に映画化の企画が立ち上がった段階からずっと追い続けてきたという。YouTubeで公開された「Pacific Rim – Con Footage」を、忙しくて疲れた時に見て力を補うことを「いわゆるパシフィック・チャージです!」(ガイガン山崎氏)と命名すると、この日一番ともいえる笑いが起きた。

トピック紹介の後は大賞を選出するための投票へと進む。最終ノミネートは「ガンダムビルドファイターズ」「伊藤計劃・以後」「艦これ」「パシフィック・リム」「アイカツおじさん」「大怪獣ラッシュ」「漫画アクション」「小学館落書き」「風立ちぬ+かぐや姫の物語」。ここからパネラー投票、会場投票が行われ、「パシフィック・リム」が大賞に決定。また、大賞とは別にパネラー各氏による個人賞も発表された。
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パネラー投票、会場投票ともに『パシフィック・リム』に票が集中した

パネラー投票、会場投票ともに『パシフィック・リム』に票が集中した


毎年大賞受賞者からコメントをもらうのがこの賞の慣わし。今回はギレルモ・デル・トロ監督からもらうことになるわけだが、果たしてコメントはどうなるのか? 気になるところだ。

「日本オタク大賞2013」はニコニコ生放送での中継(前半・無料、後半は有料で500円)も行われた。ここ数年は年1回、1月に新宿ロフトプラスワンでの開催しているということで、来年もまた開催されるはず。見逃してしまった人は次回開催を楽しみにしてもらいたい。

このほか「オタク大賞マンスリー」なども開催されているので、気になる人はWebサイトやTwitterでの情報を漏らさずチェックを。
[取材・執筆=川俣綾加]

日本オタク大賞 http://www.granaten.co.jp/o_award/
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