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昨年度第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子  提供:文化庁メディア芸術祭事務局

昨年度第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子
提供:文化庁メディア芸術祭事務局

昨年度第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子  提供:文化庁メディア芸術祭事務局

昨年度第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子
提供:文化庁メディア芸術祭事務局

第17回文化庁メディア芸術祭の受賞作品発表会が2013年12月5日(木)に東京・六本木の国立新美術館で開催された。

メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するもので、1997年からスタート。第17回目となる2013年は過去最多・世界84の国と地域から4347点の作品が集まった。うち海外からの作品は83カ国・地域の2347作品で、第16回(71カ国・地域から1502作品)に比べても、芸術祭が海外から重要視され始めたことは明らかだ。次回からは “メディア芸術祭で受賞すること”がこれまで以上に大きな意味をもつことになるだろう。

第17回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞 『ジョジョリオンジョジョの奇妙な冒険』 荒木飛呂彦 ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/SHUEISHA

第17回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞 『ジョジョリオンジョジョの奇妙な冒険』 荒木飛呂彦
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/SHUEISHA

マンガ部門の大賞は荒木飛呂彦の『ジョジョリオン —ジョジョの奇妙な冒険Part8— 』 マンガ部門の大賞は荒木飛呂彦の『ジョジョリオン —ジョジョの奇妙な冒険Part8— 』
マンガ部門の大賞は荒木飛呂彦の『ジョジョリオン —ジョジョの奇妙な冒険Part8— 』(集英社)だ。

荒木はこれについて、「『ジョジョリオン』は1987年から描き続けている『ジョジョの奇妙な冒険』の8部。これまでを振り返ると色々なことが蘇ってきて、描き続けてよかったと感じます。この作品が少しでも世の中に役立っていれば幸せです。これからも良い作品を描いて楽しんでいただけるよう努力したいです。」と受賞の喜びと意気込みを語ってくれたほか、マンガを描き続けることについて「もう生活の一部になっています。作物を育てるのに水をやり、実った作物を収穫する。そんな気持ちです」と話した。

マンガ部門の総評を語るみなもと太郎

マンガ部門の総評を語るみなもと太郎


審査委員の一人で漫画家・マンガ研究家のみなもと太郎は同作について「他の漫画家が格闘バトルで話を進めていく一方、荒木さんという作家は、第一作から頭脳戦で攻めていく方。最初は驚いた奇抜なポージングも次第に『ジョジョ』ワールドを形成する要素として生きてきた。そして何より、谷岡ヤスジが残してくれた『オラオラオラ』をいま一度劇画のド迫力の中につっこんでくれたことに非常に感謝します」と述べた。

エンターテイメント部門の大賞を受賞した「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」製作チームと荒木飛呂彦。

エンターテイメント部門の大賞を受賞した「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」製作チームと荒木飛呂彦。

このほか、優秀賞に雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社)、石黒正数『それでも町は廻っている』(少年画報社)、望月ミネタロウ『ちいさこべえ』(原作:山本周五郎、小学館)、九井諒子『ひきだしにテラリウム』(イースト・プレス)の4作品が選ばれている。新人賞には今井哲也『アリスと蔵六』(徳間書店)、バスティアン・ヴィヴェス『塩素の味』(訳:原正人、小学館集英社プロダクション)、町田洋『夏休みの町』(電脳マヴォ)。

受賞作品展は2014年2月5日(水)〜16日(日)まで、国立新美術館を中心に行われる。
[マンガナイト・川俣綾加]

【文化庁メディア芸術祭】
URL:http://j-mediaarts.jp/

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