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オチが無くても波瀾万丈じゃなくても続いてく。4コマって、まるで人生みたい

『らき☆すた』(美水かがみ / 角川書店)、『けいおん!』(かきふらい / 芳文社)など、話題となったあのマンガもこのマンガも、原作を読んでみると実は4コママンガだった……なんてことはありませんか?

ご長寿アニメとして名高い『サザエさん』も原作は4コママンガであることはみなさんご存知の通り。ずっとずっと昔から愛され続けている4コママンガですが、ともすればマンガ通の間ではストーリーマンガがフォーカスされがち。

大きな音をたてないで、忍び足で近づいてきて、気がつくと真ん中に座っている。それが4コママンガなんです。そんな4コママンガの魅力を語ってくれる人はこの人しかいないでしょう。

撮影場所:Asagaya / Loft A

撮影場所:Asagaya / Loft A

それは、漫才コンビ「天津」の向清太朗さん!

向さん、4コママンガの魅力を教えてください!


–4コママンガの面白さに目覚めたきっかけは?

子供の頃、月イチで中華料理店で外食をするという家庭内の恒例行事みたいなものがあったんですが、その中華料理店に置いてあったのが『まんがタイム』でした。 月に一度なので、その月に発売された号をいつも読んでいたんですよね。そこで4コマを好きになったんです。

でも、どっぷりハマったのは大人になってから。きっかけは、ももせたまみ先生の『せんせいのお時間』(竹書房)を読んでからです。もう、本当に可愛くて面白いマンガで衝撃でした。そこから4コマにどんどんのめりこんでいきましたね。


–4コマの魅力とは?

う~ん、そうですね。「4コママンガってオチが無いよね」って言われがちですが、でも僕はそれが日常、今ここにあるリアルな人生と等しくつながっているのではと思うんです。

日常ってどこまでも続きますよね。人生も生きてる限りはずっと続いていく。オチがあったとしてもそれは“一つのひょうきんな出来事”であり、その後も続いていきます。そこがすごく人生とつながっているようなイメージがあって。

コマ割が無いのも演劇に近くて、そこが逆に生きている感じがします。キャラクターの日常を切り取って、ただそこにある。 4コママンガの世界の中では、何もない部分こそ魅力だったりするんです。

また、どこを切り取っても面白いのが4コママンガ。たまたま買った最新号から読んでも楽しめる優しさ。そして、ネットをしながらでも食事をしながらでも「ながら」で読むのにとてもフィットしているのも4コママンガの良いところです。

とはいっても、結局は可愛い女の子が好きで、それがたまたま4コマなだけだったのかもしれません(笑)。

=>「天津向の4コマトーク」とは??

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