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連載終了、pixivで復活、そしてクラウドファンディングへ

pixivなどで公開された「バーサスアース・ウォーハンマー」第一話

pixivなどで公開された「バーサスアース・ウォーハンマー」第一話

連載終了後に突如pixivで「バーサスアース78アフター ウォーハンマー」という形で連載を始められます。雑誌連載が終了した漫画がネット上で連載再開、しかも原作者が絵も描くというあまり前例のない試みでした。現在まで約1年半に渡って30話以上描かれてきたわけですが、すべて無報酬ですよね?どのようなモチベーションで続けてこられたのでしょう?

一智:うーん…、もう「描きたい!」という一言に尽きるんじゃないですかね。

編集という枠が取れたことで色々とやりやすいこと、やりにくいことはあったと思いますが、制作していて「これはうまくいったな!」という場面はありますか?

一智:第10話で(鷹村)玲央が見開きの連続を使って敵を殲滅するシーンですかね。あとハルトとマーべリックがタッグを組んで戦うシーンも気にいってます。

数ページに渡る見開きはすごいインパクトでしたね。ああいった大胆な表現は雑誌ではできないものでしょうか?

一智:週刊誌の場合はいかにコマを縮めるかってことが重要なので、とてもじゃないけどできないです。今回はまあWEBだからやっちゃえって感じでした。

玲央が見開きの連続を使って敵を殲滅するシーン

玲央が見開きの連続を使って敵を殲滅するシーン

自費で連載を続けてきた「バーサスアース」ですが、最終章の制作資金は今回、クラウドファンディングという形で募集されていますね。こちらに至った経緯は?

一智:やはりずっと無料で続けていた作品なので、読者の反応を考えて半年くらいは躊躇していました。もともとWEBで公開する無料コンテンツって、お金になるまでは10年くらい続ける根気がいるって説もあるくらいなので。

ただ、あのクオリティの作品を無料で描き続けた先生の姿をファン が見ていたからこそ、現在のこれだけの支援が集まっているのだと思います。

一智:それは本当に実感していますし、感謝しています。 クラウドファンディングって、既に圧倒的な知名度がある人がやりますってパターンと、あまり知名度がない代わりに、どうしてもこれがやりたい!って明確な理由があるパターンの2つあると思うんですが、僕は後者ですね。よくこれだけ支援して下さったなと思います。 ただ難を上げると、漫画の続編を制作する場合って、どうしても新しいファンには広がらない。なぜなら 前に作品を知らないから(笑)。それは仕方がない事なんですが。

クラウドファンディングは現在も続行中ですが、好調に支援が集まっています。実際に執筆が決定すると制作義務が発生しますが、プレッシャーなどはありますか?(※このインタビュー後にファンディングの目標を達成、現在では無事制作が決定しています!)

一智:もちろんあります。ただ、スケジュールに関しては僕は大丈夫だと思います。今までもっと苦しい日々をくぐりぬけてきたんで(笑)。 クラウドファンディングは集まった場合は前払いで全部もらえちゃうから、そしたら後は吐き出すだけの作業になって作家さんによっては遅れちゃう人もいると思うんですよ。だから半分は前払い、あとは完成後に払う、という殺し屋みたいな(笑)システムもありかな、とは思うんですけどね。

なるほど。それではクラウドファンディングで制作する『バーサスアース』続編『ウォーハンマー 最終章』についてどのような展開になっていくのでしょう?

一智:今まで拡大路線でばら撒いてきた伏線を、最近回収する努力をし始めてきたところなので、順番に回収して行く予定です。

最後に「バーサスアース」を応援するファンに一言お願いします。

一智:いやもう、ありがとうございます!の一言に尽きますよね。それ以外に言葉が見つからないです。


■リンク

「バーサスアース」続編「ウォーハンマー 最終章」制作企画:FUNDIY
「バーサスアース ウォーハンマー」 :まんが王国
一智和智:twitter

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