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映画好きで知られる漫画家・巻来功士。
「ゴッドサイダー」「メタルK」等週刊少年ジャンプ誌上にて幾多の代表作を生み出してきた彼の仕事場には、これまでに観た数々映画のパンフレットが山のように積まれています。 その巻来功士が最新の映画を観賞し、心臓がピクピクするほど感動及び興奮、または憤慨?した作品”心ぴく映画”を紹介するのが 『功士の心ぴく映画コラム』です。

記念すべき連載第一回目の作品は現在絶賛上映中のディズニー最新作「ベイマックス」。2014年12月20日の公開日以降大ヒットを記録。 興行通信社が5日に発表した調べによると公開3週目に入った『ベイマックス』は新年最初の1位を獲得、 『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』から首位を奪取し、累計成績は動員326万2,260人、興収41億4,533万9,200円を突破しています。

果たして、今年初めの話題作を観た巻来功士の心ぴく度は?


巻来功士版「ベイマックス」?

巻来功士版「ベイマックス」?

第一回「ベイマックス」

全編、ベタすぎるほどベタな展開の、ハリウッド王道ヒーロー映画。しかし、とにかく面白い

日本版のCMを見て行かれた人は驚かれるとは思いますが、セリフの巧みさと、随所に散りばめられたギャグで、ガッチリ心を掴まれた後に始まる怒濤のアクションシーンの見事さは溜息ものです。

ディズニー映画なので、癒し系の物語かと思ったら、なんと原作がマーベルコミックなので、「アベンジャーズ」とリンクしているのじゃないかと思えるほど、濃い登場人物の数々は男子心を湧き立たせる事請け合いで、その結果訪れる(ベタな)大感動の結末は、感涙必死です。私も、涙を堪えるのに苦労しました。

しかし、こんな「友情」「努力」「勝利」の完成されたアニメ作品がアメリカで制作されるとは・・。正直複雑は気持ちです。「友情、努力、勝利」と言えば某、鉄板少年誌で何度も繰り返されるテーマではないですか!それをもう40年続けている我が国が、なぜ、最も得意とするロボットアニメで、全世界の子供の心を、後発のアメリカ映画にガッチリ掴まれてしまうのか!?まったく解せません!・・・といって思いつく事といえば、アメリカ人監督の日本の漫画・アニメに対するリスペクトです。その力が我が国の業界には少し足りないのでは・・。そうでなければ、天才手塚治虫が作りだした傑作漫画の数々や、それを受け継いだ天才漫画家達の原作を忠実に再現した作品のお陰で、すでに漫画・アニメのマーケットはトヨタなどを抜いて、日本が世界最大のものになっているはずなのですから。

そう考えるのは私だけでしょうか?見ていてそんな悔しさまで覚えてしまう、大傑作ロボットヒーローアニメです。是非ハンカチを用意してご覧ください。超お薦めです!!

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ぴく
(100ぴく中)

※『功士の心ぴく映画コラム』では皆様からの巻来先生に観て欲しい映画のリクエストをメールとTWITTERから受付中。TWITTERでは #心ぴく をつけてつぶやいて下さい。


 1958年長崎県佐世保市生まれ。1981年、「少年キング」誌で『ジローハリケーン』でデビュー。 「週刊少年ジャンプ」に発表の舞台を移し、代表作『ゴッドサイダー』を執筆。その後、青年誌を中心に『ザ・グリーンアイズ』『瑠璃子女王の華麗なる日々』『ゴッドサイダーサーガ神魔三国志』など数々の作品を連載。 クラウドファウンディング「FUNDIY」にて『ゴッドサイダー・ニューワールド(新世界)〜 ベルゼバブの憂鬱 〜』の制作 プロジェクトを成功させて現在鋭意執筆中。 TWITTER FACEBOOK 巻来功士の漫画(マンガ)コミックはまんが王国で配信中!

<巻来功士>

1958年長崎県佐世保市生まれ。1981年、「少年キング」誌で『ジローハリケーン』でデビュー。 「週刊少年ジャンプ」に発表の舞台を移し、代表作『ゴッドサイダー』を執筆。その後、青年誌を中心に『ザ・グリーンアイズ』『瑠璃子女王の華麗なる日々』『ゴッドサイダーサーガ神魔三国志』など数々の作品を連載。 クラウドファウンディング「FUNDIY」にて『ゴッドサイダー・ニューワールド(新世界)〜 ベルゼバブの憂鬱 〜』の制作 プロジェクトを成功させて現在鋭意執筆中。

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<作品情報>

最先端の技術が集う都市サンフランソウキョウに暮らす14歳の天才少年ヒロ。大切な人を失ったヒロと、心優しいケア・ロボットのベイマックス。西洋と東洋が融合すしたような架空の街サンフランソウキョウで繰り広げられるふたりの出会いと冒険の物語。

『ベイマックス』公式サイト 


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