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隠れ特撮オタのOL奮闘劇「トクサツガガガ」作者の素顔に迫る!

「トクサツガガガ」1巻表紙

「トクサツガガガ」1巻表紙

 

※初出時、本文中に不適切な表現がありましたことを訂正してお詫びします。(MangaStyle編集部)

今回の赤鮫が行く!!は、ビッグコミックスピリッツにて「トクサツガガガ」(※主人公は隠れ特撮オタクの26歳OL。 周囲にオタクだとバレることを怖がり、1人でコソコソとオタク生活を楽しむ彼女の日々を描く物語)を連載中、11月28日には単行本1巻が発売された丹羽庭先生にレ~ッド!シャァ~~クッ・アタ~~ック!!(※特撮風に言ってみました)


この質問で否定されてしまったら話が続かないんですが、これを聞かないと始まらないので思い切ってお伺いします。先生は特撮好きですか?
丹羽庭先生(以下、丹羽)――はい、もちろんです(笑)。今は「トクサツガガガ」の主人公・仲村さんぐらいの特撮オタクですけど、実はハマりだしたのは最近で「海賊戦隊ゴーカイジャー」(※2011年放送)を観て面白いな~と思って、「特命戦隊ゴーバスターズ」(※2012年放送)でどっぷりハマっちゃって、Gロッソ(※東京ドームシティーにある戦隊アトラクションショーの専用ステージ。「僕と握手」はここから来ている)まで通っていましたね。そこから過去のもバーっと見始めて、現在に至る感じです。

ほっ、特撮好きで良かったです。そんなに好きじゃないと言われたらどうしようかと(笑)。先生が最も好きな特撮作品は?
丹羽―― 一つあげるなら「特命戦隊ゴーバスターズ」が好きです。

えっ!!また渋い作品がお好きなのですね。
丹羽――ゴーバスターズとバディロイドの駆け引きや巨大ロボットの戦いをオープンセットで撮影してたり、ゴーバスターズのバックには巨大な組織のサポート体制があったりと妙なリアリティなどが好きでした。 Gロッソのゴーバスターズ素面公演(※テレビに出ている変身前の役者さんも出演しているショーのこと)も何度も観にいきましたよ。

僕も『特命戦隊ゴーバスターズ』の面が好きでした、あの動物モチーフとゴーグルの融合がカッコよかったですよね。 ところで『トクサツガガガ』の中に出てくる「獅風怒闘ジュウショウワン(獣将王)」は何かモデルにした戦隊とかあるのですか?
丹羽――特にこの戦隊をモデルにしたって言うのはないんですけど、だいたいレッドって全身赤色が多くなるじゃないですか。でも、白っぽい配色が多いのもカッコいいなと思ったのでそうしました。あとは白い方がトーンを貼るのも楽なので(笑)

シシレオー、トライガー、チェルダの面(※マスクのこと、特撮オタクはこう呼ぶ)はどうなんですか?
丹羽――あれはライオン、トラ、ヒョウをイメージしてオリジナルで考えました。戦隊好きなので面を考えるのも楽しかったです。

今回はなぜこの特撮を扱った題材をはじめたのですか?
丹羽――最初、どんな作品を描くかという打ち合わせで、純粋に特撮モノを描きたいという話をですね、ナマコが内臓を吐く覚悟(※詳しくは「トクサツガガガ」1集の単行本のあとがき参照)でしたんですけど、担当さんに「特撮の需要なんて少ないんじゃないですか?」って返されて。「そんなことないですよ!たくさん居ますよ!」って言ったんですけど、「周りにはあんまりいないですよね?」「いや、それは隠しているからですよ」「それは何を隠す必要があるの」って言われてしまって、はっ!これはもう文化が違う、と思ったんです。そしたらそのやり取りの内容が面白いってことになって、それでちょっとネーム描いてみて下さいと言われて、そのまま連載に至りました。

tokusatasu_gagaga

うわっ、たしかにそのやりとりは面白いですね(笑)ちなみに先生の部屋も仲村さんの部屋みたいにフィギュアやDVDで溢れているんですか?
丹羽――お金が無かったので円盤(※DVDのこと)は無いんですが細かいフィギュアなどでしたら沢山あります。

仲村さんの部屋のフィギュアなどの棚の描き方がめちゃくちゃリアルだったので、先生の部屋をそのまま描いたのかなと思ったんですよ(笑)
丹羽――さすがにあそこまでは無いですよ(笑)

「トクサツガガガ」では凄く細かいネタが随所に散りばめられていますよね。例えばアトラクションショーのシシレオーの面はアトラク仕様(※面の視界の部分がスモークシールドでは無くて、呼吸しやすいように小さい穴がたくさん空いている)で、ちゃんと横にはパッチン留め(※自分で面を外すことの出来る留め金。テレビのアップで映る時には横には付いていないが、アクション用の面は激しいアクションなどで怪我などをしたり緊急時のときに自分で面をすぐに外せるように外側に留め金が付いている)が付いているし、前回のあらすじも特撮系の絵本のようにちゃんとふりがなや解説が入っていたり、う~ん、細かいな〜!!と唸りました(笑)
丹羽――おおっ!!気付いてくれてありがとうございます。 ただ、お話自体をマニアックにしすぎると、特撮を知らない人は読んでいても楽しくなくなるので、それ以外のところでこだわりを入れてみました。 そういう細かいのはたくさん入れていますので特撮ファンの方は探して楽しんでください。

=>家に100冊くらい単行本とサイン色紙がドーンと送られてきて(笑)

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