• このエントリーをはてなブックマークに追加

女子高生×総合格闘技「ハナカク」

「ハナカク」第2巻は絶賛発売中!

「ハナカク」第2巻は絶賛発売中!


今回の赤鮫が行く!!は「月刊ゼノン」にて『ハナカク』を連載中の松井勝法先生です。『ハナカク』はハムスター系女子高生・花夏が小春との出会いをきっかけに”総合格闘技”への道を歩み出す物語。実は作者の松井先生は総合格闘技ジム「パラエストラ東大阪」に所属しており、5月にはブラジリアン柔術の大会にも出場しています。(※ちなみにブラジリアン柔術とは柔道着のような道着を着用して、寝技での絞め技や関節技を取り合いポイントで勝敗を決める格闘技です。)

これがブラジリアン柔術だ!

これがブラジリアン柔術だ!


そんな松井先生と私、近藤はなんと今回、京都にある総合格闘技ジム「MIBURO」へ出稽古に行ってまいりました。練習では、松井先生が疑問に思っている動きを質問されたり、ブラジリアン柔術のセルフディフェンス、スパーリング(練習試合)などを体験していただきました。上級者が多いジムの中でコロコロところがされて練習を楽しんでいた松井先生。練習後に赤鮫が行く!!近藤哲也が噛みついてきました。

練習お疲れ様でした。今日はいかがでしたか?
松井勝法先生(以下、松井)――足の使い方からなってないです。もっと精進します。

ここからは柔術家としてではなく、漫画家としてお話伺ってもよろしいでしょうか(笑)
松井――どうぞ(笑)

いま『ハナカク』を連載中ですが、格闘技は『ハナカク』の為にやられてるんですか?
松井――もちろんそれもありますが、体力作りと趣味も兼ねてます。一石三鳥です。あ、あと友達作りの場としても。四鳥ですね。

素晴らしい(笑)格闘技をやるとやらないとでは、漫画を描く上では違いますよね?
松井――そうですね、やっぱり実際に体験してみないとわからない部分も多いので。技一つとってもいろんなアプローチがあるんだな~と日々勉強中です。

やっぱり格闘技漫画は難しいですか。
松井――難しいですね。一番難しいのは格闘技が部活じゃないってとこです。制作側として気になるのが(物語の)展開するスピードなのですが、野球やサッカーなどの部活物なら大会への出場は強制的ですし、初心者の主人公がポンッと試合に入って何かの一芸で活躍する、なんて展開が可能なんです。ていうかセオリーですね。部活系のスポーツなら1話でも早く試合に入った方がいいのですが、格闘技はそれができない。

初心者にはおいそれとできませんものね…。しかも“何でもあり”の総合格闘技。
松井――そうなんです。かといって始めから格闘技をやってる主人公だと、読者が入れない。主人公の動機付けは必須なので、格闘技という敷居を高く感じてしまいがちなスポーツに読者を導き入れるには相当な時間がかかるわけです。しかもその間飽きさせず。

なるほど…。しかし2巻でいよいよ主人公が試合に向かいますね。
松井――ようやく(苦笑)

9月20日に『ハナカク』の2巻が出たわけですが、なにかここを注目して読んで欲しい部分などありますでしょうか?
松井――これといって特になく、自由にお好きな体勢で楽しんでいただければと思ってます。強いて挙げるなら、2巻では毒のあるキャラが出てきます。1巻では無かった要素です。“優しい漫画を描く”が震災以降ぼくの中で決めた約束なのですが、そうは言いながら毒のあるキャラがぼくの真骨頂だったりもするので(笑)

亜季と6月25日発売号の「月刊ゼノン」で出てきたニナですね。ニナはシュートボクシングのRENA選手がモデルですよね?
松井――違います(笑)名前が似てるし同じ立ち技選手なんで、連想される可能性も考えたのですが、RENA選手は本格派でニナはイロモンです(笑)全然違います。

「ハナカク」第1巻表紙

「ハナカク」第1巻表紙


モデルにはしてないと?
松井――ニナっていう名前は、ぼくがこの『ハナカク』を描く前にヤングジャンプの方で『渇望のニーナ』っていう読み切り(*これも女子格闘技漫画)を描いてまして、そこから来ています。一応主人公の名前だったのですが、設定を変えて再登板ってとこでしょうか。大幅に変わってますが…。

もともと使ってた名前だったんですね(笑)
ちなみに野原忍も読み切りで登場してます。チャンピオンとして。これも今の野原忍とは性格が少し違ってますが。

その読み切りが気になってきました(笑)あっこれも聞こうと思ってたのですが、主要キャラクターの名前には季節が入ってますよね?
松井――はい、花夏や小春ですね、「秋」と「冬」も2巻で出てきていますので探してやってください。ちなみにジムのメンバーは猫沢や樺島(かばしま)など名前に動物が入っています。キャ・ズー(動物園)ジムなので。

そういえば1巻で小春の対戦相手の森色虹亜はどっから来ているんですか?
松井――怪しいネーミングですよね(笑)あの選手です。

う~~ん、森色虹亜、森色虹亜…、わからないです。
松井――カタカナで考えたらわかるかもです。

??モリイロニジア、モリーロニジァ………、あっ!!ムリーロ・ニンジャですね(笑)
松井――です(笑)

会長の藤丸デリコはフジマール・フェデリコですし、三姉妹と書いてあると言うことは、マウリシオ・ショーグンとかヴァンダレイ・シウバとかも出てくる可能性があると言うことですね!
松井――内緒です(ニヤリ)

新しいキャラが出てくるたびに新しい楽しみが増えました!
松井――いろんな部分で楽しんでいただければ幸いです(笑)

2巻はまた違った意味でも楽しめそうです。。
松井――ありがとうございます。ぼくが思う“強い”と“優しい”と“面白い”を描いてます。たくさんの読者の方たちとそれを共有したいです。

今日はお疲れ様でした!また練習よろしくお願いします。
松井――こちらこそまたよろしくお願いします!『ハナカク』2巻絶賛発売中ですのでよろしくお願いします。

b

【関連リンク】
「ハナカク」コミックゼノン立ち読みページ
松井勝法 twitter
赤鮫が行く!!

関連記事:

関連ニュース

関連まんが